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元甲子園球児の熱い想い「野球バカなんて言葉は死語にしてやる」

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こんにちは、完伍(@kangohayashi)です!


ボクは物心がついた時にはバットとボールを握りしめ、小学校2年生から大学を卒業するまで本格的に野球をしていました。

野球を通じて、たくさんの仲間と出会ってきたんですけど、一つだけずっと気持ち悪いことがあって。


それは、"野球バカ"を褒め言葉として解釈する子どもたちがとても多いことです。

いいですか、それは間違いなく後の人生を悪い方向に導きます。


だから大人たちに言いたい。

野球少年・少女に野球バカって言うのやめません?


そして野球をしている子どもたちは、その言葉の真意に気づくべきです。

馬鹿にされてるよね?

子どものころ一生懸命野球をしていると、周りの大人たちからよく「野球バカ」と言われたんですよ。

ボクはそれにめちゃくちゃ腹が立ってたんですよね。

馬鹿にすんなよって。

ボクにはその言葉が、一つのことに熱中している姿を前向きに例えている表現には聞こえませんでした。


でも大多数の子どもたちは、褒めてくれているんだと勘違いするんですよ。

だから野球だけやっとけばいいんだと思って本当に野球のことしか考えなくなるんです。


特に子どものころは無邪気で、みんなプロ野球選手になれると思い込んでるじゃないですか。

これが後の人生を苦しめることになるんです。


少しずつ大人になって、野球で食っていけないって気付かされた時に死ぬんですよ、心が。

高校野球に対する異常な熱量

野球だけやっとけばいいんだって錯覚に陥る理由がもう一つあって。

それは、日本全体の高校野球に対する熱量の高さです。


甲子園大会は連日全試合放送されていますし、球場は常に5万人の大観衆。

メデイアと触れる機会が多くて周りから過剰にチヤホヤされる環境は、自分をすごい人間だと勘違いさせるんですよ。


全国放送に顔は映るし、あらゆる高校野球関連の雑誌に名前やコメントが掲載される。

甲子園練習が終われば、"野球嬢"と呼ばれる女子高生を中心とした高校球児の追っかけに囲まれて、手紙を貰うわサインをせがまれるわ。


はっきり言って、16〜18歳にとってこんな経験は身の丈に合っていないです。

まだ心が成熟しきっていない高校生がこんなに特別扱いされてしまうと、自分の実力を過信してしまいますよ。


それが後のキャリアプランに悪影響を及ぼすんです。

プロ野球選手のセカンドキャリア問題

ここに話は落ち着くんですけどね。

一生懸命に野球を続けて晴れてプロ野球選手になったとしても、結果が全ての厳しい世界です。

毎年が勝負で1年先の自分の立場は一切保障されていません。


競争社会で打ちのめされ、現役生活を退いた人たちはその後どうしていると思いますか?


自分の足で次の道に進めず路頭に迷っています。


これはアスリートに共通して言えることなんですけど、やっぱりプロ野球選手は顕著ですよ。

本当に酷いです。


サッカー界では、本田選手みたいに現役選手でありながら会社を経営している人も中にはいますよね。

だけど、現役プロ野球選手でビジネスしている人っています?


これは上述の通り、"野球バカ"の響きに心地よさを感じ周りにチヤホヤされることで勘違いしてしまい、何も考えずに漠然と過ごしていることが大きな問題です。

最後に

"野球バカ"に対して違和感を抱くことができれば、周りからいくらチヤホヤされても冷静に物事を見れると思っていて。


実際にボクがそうでした。

野球バカに対する強い嫌悪感によって、周囲に踊らされない客観的な視点を保つことができたんです。

だから、野球以外のことに自然と興味をもてていたし、野球を断って何をするのか自分で判断してきました。


今は、アスリートのセカンドキャリアを支援する事業が続々と現れて、路頭に迷う元プロ野球選手を支援しています。

はっきり言って、何の根本解決にも繋がらないですよ。


ボクはこれからの人生で、一生懸命に野球に取り組む少年少女たちの親に対して直接訴えていきたいんです。

子どもに訴えかけても、そんな簡単に耳を傾けてもらえないですから。

子をもつ親が責任をもって、野球以外の道筋を整えてあげないと。


スポーツに一生懸命打ち込む子の高い集中力は、必ず万事に活かすことができるんですよ。

ただ活かし方がわからないだけで。


世の中を変えていくエネルギーになるはずなんです。


まずは目先、"野球バカ"なんて声をかける大人の撲滅を目指したいところなので、大人のみなさんどうぞよろしくね!


最高までお付き合いいただきありがとうございました。



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