たびろぐ-Life is Art

ココロうごかす、震源地

読んだその日から行動しはじめるキッカケを創ります。

あの村のあの犬は、もういなかった。

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子どものころ、どうしても通りたくない家があった。

その家の犬が怖かったから。


歩くたびに威勢よく吠えられるもんだから、たまったもんじゃない。

なるべく遠回りをして家路についていた。



社会人になってからしばらくして、久しぶりに村中を歩いた。

何気なく通ったあの家に、あの犬はいなかった。

死と向き合い死から逃げる

生命ってのはいつか消える。

不老不死なんてこの世にはないんだ。


身近な死に直面するたびに、命の儚さに絶望する。

「生命はやがて消える」その事実を受け止めたくなかった。


死から逃れられないのであれば死を紛らわすしかない。

なにかに夢中になっていたかった。


とにかく動いていないと落ち着かなくて、

東京ではひたすら夢中になれるモノを探した。


追い求めている時間がこころの拠り所だった。

世の中は移り変わる

今よりずっと背が低かった時でも十分に見通せていた町並みは、大きな建物に遮られていた。

昔住んでいたマンションの壁は違う色に塗り替えられていた。


昨日のあたりまえは、今日のあたりまえじゃなくなっている。


簡単に変わる世の中になじめず、いつまで経っても自分を変えられない。

目の前のことに夢中になれない自分を責めた。


もどかしくて悔しくて、勝手に涙が出てくる。

ものすごい勢いで変化する友人を見て、唇を噛んだ。


輝いている姿を、この目に焼き付けることしかできなかった。

夢中になれるモノがなくて悩んでいる人へ

かつて唇を噛んでいたボクから一つだけ言いたいことがある。


悩むは進む


悩むは停滞するじゃない。

何かを変えようとしているその時間の針は、確実に進んでいる。


だから悩むをやめないでほしい。

もういいやって、開き直らないでほしい。


続けていると見えてくるものがあるから。

信じる力が未来を変えるから。



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